腰を「大きく動かす」は逆効果?脳から考える腰のセルフケア

慢性的な腰痛や坐骨神経痛で、

・ストレッチをしている
・腰を大きく動かしている
・反らしたり捻ったりしている

それでも改善しない…。

そんな方は少なくありません。

実は、痛みが長く続く方ほど、筋肉だけではなく脳が体をコントロールする仕組みにも変化が起きている可能性があります。

今回は、その考え方をもとにした腰のセルフケアをご紹介します。

なぜ小さく動かすの?

腰の骨(腰椎)は、本来とても大きく動く関節ではありません。

そのため、

「もっと柔らかくしよう」

と無理に可動域を広げることが、かえって腰への負担になることもあります。

そこで大切なのが、

小さく・丁寧に・正確に動かすこと。

この体操の目的

この運動は、

前後

左右

回旋

スライド

これらを組み合わせながら、

脳へ

「腰はこう動くんだよ」

という情報を送り直していく練習です。

FNT(神経科学)では、このような身体の位置や動きの情報を正確に入力することで、脳の身体地図(ボディマップ)が更新されやすくなると考えています。

やり方

① 肩幅程度に立つ

② 腰を少しだけ横へスライド

③ 回旋・側屈・前屈を組み合わせる

④ 毎回ニュートラルへ戻る

⑤ 反対側も同様に行う

ポイント

・大きく動かさない

・痛みが出ない範囲

・ゆっくり行う

・正確さを意識する

慣れてきたら

足幅を少しずつ狭くしていきます。

最終的には両足をそろえるくらいまで近づけることで、バランスへの刺激も加わり、より身体の位置を感じ取る練習になります。

注意点

次のような方は無理をしないでください。

・動作中に強い痛みが出る

・足へしびれが強く広がる

・急性のぎっくり腰

・医師から運動制限を受けている

症状が強い場合は、医療機関への相談を優先してください。

まとめ

慢性的な腰痛では、

「硬いから伸ばす」

だけでは改善しないケースがあります。

まずは脳が腰をどのように認識しているのか。

その情報を整えるために、小さく正確な動きを繰り返すことも大切です。

ぜひ無理のない範囲で続けてみてください。

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