脳の防御反応ってどういうこと?筋肉が硬い=悪いではない理由

私のSNSで、脳の防御反応という言葉をよく使っています。

防御反応って何ですか?

筋肉が硬いのと何が違うんですか?

そんなご質問をいただくことがあります。

今回は、脳の防御反応について、できるだけわかりやすくお話しします。

この考え方を知るだけでも、肩こりや腰痛に対する見方は大きく変わると思います。

防御反応とは脳が身体を守る仕組みです

例えば、足を捻挫した経験はありませんか?

痛みはほとんど治っているのに、体重をかけるのが怖かったり、無意識にかばって歩いたりした経験がある方は多いと思います。

実は、あれも脳が出している防御反応です。

脳が「またケガをするかもしれない」と判断し、身体を守るためにブレーキをかけている状態です。

肩こりや腰痛でガチガチに固まった筋肉も、同じような考え方ができます。

脳が危険だと判断すると、その場所を守ろうとして筋肉を固めます。

つまり、筋肉は勝手に硬くなっているのではありません。

脳によって固められているのです。

筋肉が硬いことは悪いことではありません

ここで一つ知っていただきたいことがあります。

筋肉は、硬いから悪いというものではありません。

例えば、重い荷物を持つとき。

転びそうになったとき。

身体を支えようとするとき。

筋肉は自然と硬くなります。

これは身体を守るために必要な、とても正常な反応です。

問題なのは、守る必要がない場面でも、脳が筋肉を固め続けてしまうことです。

肩こりや腰痛で長年悩まれている方の中には、この防御反応が必要以上に続いているケースがあります。

筋肉を柔らかくすることが目的ではありません

筋肉が硬いから揉む。

もちろん、一時的に楽になることはあります。

しかし、脳が「守れ」という命令を出し続けている限り、筋肉は再び固くなります。

だから私は、筋肉を柔らかくすることを目的にはしていません。

本当に変えるべきなのは、筋肉ではなく、その命令を出している脳です。

そのために、視覚や前庭、身体の感覚など、脳へ入る情報を評価し、身体が安心して動ける状態を目指しています。

まとめ

肩こりや腰痛は、筋肉だけの問題ではありません。

脳が身体を守ろうとして、防御反応を起こしていることがあります。

だからこそ、筋肉を柔らかくすることだけを考えるのではなく、

なぜ脳はその筋肉を固めているのか。

そこを考えることが大切です。

身体の見方が変わると、肩こりや腰痛に対する考え方も大きく変わります。

そして、それが本当の意味で身体を変える第一歩になると私は考えています。

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